具志川高校卒業 私は料理人になることを志し独学で調理師免許を学び18歳で資格を取得しました。卒業後は県内の飲食店などで料理人の腕を上げ板前としての地位を築くまでに至りました。その後結婚し念願の長男が誕生したことをきっかけに昼勤の仕事に切替え板前の仕事を退職しました。当時幸いにもタイガー工業(タイガーグローバルの前身)の溶接工の採用の案内がありました。料理人として歩んで来た道から一転、製造業の道を歩む事に多少迷いもありましたが気持を切替える良いきっかけになると考え無事入社する事が出来ました。タイガー工業ではTGパイルの先端部分の製造を開始した時期で、初期の頃は作業者が何時間も掛けて手溶接でおこなっており、そのため生産性が上がらず量産が出来ない状況であったようです。この様な状況を改善するために溶接の自動化をはかるべく4台のロボットとポジショナーの導入が始まってました。そんな状況の中で採用されたのが私でありました。入社後最初の仕事はロボットの操作です。上司や仲間達からは「板前経験者がロボットを動作させるプログラムなんて遣れるのか?」そんな疑問の声を聞くことも度々ありました。『与えられた環境で一生懸命頑張れば必ず結果を出すことが出来る』それが私の信念でした。以降やればやるほどロボットの操作に興味が湧き今ではオペレーターの第一人者としての地位を築いています。これからも現状に甘んずることなく常にチャレンジ精神で頑張っていきたいと思います。
2015年4月 タイガー産業入社 製品開発課2020年11月 タイガーグローバル異動 樹脂成形課琉球大学大学院 工学部 機械システム工学科卒大学では機械工学を専攻し、卒業後は「ものづくり」に関わる仕事を希望していたところタイガー産業からの採用があり、一から設計業務に携われると考え入社しました。現在はタイガーグローバル樹脂成形課の技術班として、これまでの設計業務で培った経験を活かしながら製品開発を行っています。主な仕事は、新たな開発案件である樹脂成形品を3DCADで図面作成、知財の予備調査、試作品の製作、試作品の性能検証など、設計から量産化に至るまで幅広く関わっています。自ら開発に関わった製品が工場で量産されるのを経験することで、学生の頃から「ものづくり」の仕事をしたいと言う願いが叶い、とても嬉しく思います。設計構想から製品のリリースまでの過程を同時に進めていくのは大変ですが、新しい製品を生み出すことにとてもやりがいを感じています。技術者としてまだまだ知識や経験が足らないと感じることは多々あり、「現場は宝の山」というように、毎日が勉強です。今後もより良い設計から製造まで、お客様が満足して使って頂ける製品を世の中に提供できる技術者になれるよう努力する所存です。
中部農林高校卒業 私は在学中の求人票からの案内で卒業後すぐに食品関係の製造会社に就職しました。充実した仕事ではありましたが、手に技術を身に着けたいと言う思いから金属加工業に挑戦してみたいと言う気持が湧いてきました。するとタイガー工業(現在のタイガーグローバル)で採用があると言うことで面接に伺った所偶然にも高校の時の友人が勤めていることを知りました。友人からは工場での仕事内容、設備のオペレート方法やそこから生まれる製品がどの様に使用され又、どれだけ社会に貢献しているかなどの話を聞き、この会社で是非仕事をしたいと思う様になりました。幸い私は採用の運びとなり金属材料を転造盤と言う専用機でねじ切りをしたり、プレス機と呼ばれる設備で曲げ加工等をおこなっておりました。既存の工場が手狭になったため新工場(タイガーグローバル)に移転をして現在に至ります。今はフォーミング機と言う形鋼を製造する専用設備で住宅内装に使用する壁間仕切りと呼ばれる製品の製造に携わっております。製品の寸法形状の品質管理が厳しく技術の奥深さを感じつつ、先輩からの指導を受けながら日夜奮闘してる所です。今後も更に腕に磨きをかけて技術の向上ひいては社の発展、地域への貢献に寄与していきたいと思います。
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